
片桐隊の隊服、襟にもエンブレムの雪の結晶が入っているのがめちゃくちゃオサレだと思うシルクです。
ジャンプSQ.2021年4月号に掲載の「ワールドトリガー」最新回の感想更新をしていきます!
先月号が休載だったけど、そこまで時間が空いた気がしないのは23巻のおかげだな。
前回:第205話「遠征選抜試験(3)」感想更新はコチラ。
前回で隊員ドラフト会議が終了し、A級隊員が遠征選抜第1試験の審査官を務めることが分かりました。
今回はそのA級部隊の隊員が、ドラフトによって決まった11チームの臨時部隊の成績順を予想するという内容です。
第206話「遠征選抜試験(4)」
忍田本部長から「臨時部隊のチームメイト同士は試験開始まで接触禁止」「隊長面接の対象は臨時部隊の隊長」という注意点が発表され、遠征選抜試験の説明会は終了。
B級隊員が退出するシーン、この距離でもカメラ目線をしてそうな顔の角度をしているイコさんが愛しい←
そして今度は上から様子を見ていたA級隊員の説明会へ場面が移ります。
根付さんの指示で部隊ごとに移動した小会議室で、閉鎖環境試験の審査にあたっての注意事項の説明を受けるA級隊員の面々。
遠征する隊員として相応しいかどうか、A級隊員に能力と人格の両面で評価・採点させ、その審査結果を上層部が選抜試験の合否を決める材料にするとのこと。
実際はA級部隊の審査を上層部が審査するという側面もあるようで、片桐のようにそれを勘づいている隊員もいる模様。
そして、ここからA級部隊による臨時部隊11チームの成績順予想が行われることに。
会話が録音されている中で、順位付けの理由や注目点、懸念点などを話し合い、閉鎖環境試験と長時間戦闘試験それぞれの予想順位を決めるという内容。
読者の間で登場が待ち望まれたキャラの1人で、声に出して呼びたいオペレーター名前ランキング第1位(シルク調べ)ことマキリッサ。
「予想も糞もない」「雑な試され方にちょっとムカついた」と、上層部に録音されていると分かっている上でのこの度胸のある発言w
予想されていた通りのキャラを初セリフから炸裂させてました。
小南先輩によるヒュースの甘えんボーイエピソード萌えた。
電子レンジで何を焦がしたんだヒュース…w
分からないことを素直に人に訊けないというのが小南先輩のヒュース評だけど、小南先輩相手だから余計にプライドが邪魔して訊けないっていうのもありそうな気がするw
とりまる相手なら普通に「トリマル、これはどう使えばいいんだ?」とか訊いてそうだけどw
そしてこちらも今回初セリフとなった加古隊の喜多川ちゃん。
前回の登場シーンのコマの姿を見て、生首?ぬいぐるみ?と憶測が飛び交っていましたが、マジでこの顔なんなんだ…w
トリオン体の設定で姿を変えているのだと思うけど、ひょっとしたら大穴で近界民やトリオン兵だったりするのか…?w
今のとこセリフもカタコトっぽくて語彙力も17歳のそれとは思えないんだけど、謎が深まる生命体だ…。
ここ数ヶ月、ワートリファンがしていたのと同じような、「この隊はこの試験ではこうなるんじゃないか?」という予想をA級隊員がしているw
こんなん面白いに決まってるやん。キャラが喋ってるだけで面白いって何この漫画。
隊員それぞれがタブレットにしている落書きもいい味出してるw
個人的には「北添4番隊は性格がバラバラなメンバーが集まってるな」とか「水上9番隊はそういや全員頭良いんだな」とか、キャラに言われて気付くこともありましたねー。
こちらも初セリフとなった、草壁隊隊長の草壁早紀。
2回目に読み直して気づいたんだけど、15歳なの!?
15で男ばかりの部隊をまとめ上げる隊長やってるとか凄すぎんか…。
性格キツそうな顔をしてるから18歳以上かと思ってた。
そして機動力に定評がある(らしい)草壁隊を率いる早紀ちゃんに機動力を重視したコメントをさせるあたり、よく考えられてるなーと思いました。
自分は単純に「このチームは機動力が高いメンバーが揃ってるな」くらいの感想は持ってましたが、王子など一部の臨時隊長が隊の機動力のステータスを揃えるために隊員の指名をしているというところまでは読めませんでした…。葦原センセすごいよ…。
【その他、気になった部分を箇条書き!】
・女子と男子に混じる王子
・風間さん髪型変わった?マリオちゃんみたいにモサモサになってる
・カゲが犬飼を嫌いな理由が「刺さってくる感情と外面が一致しないのがうざい」からと判明
・太一が他の部隊にも爆弾扱いされてる
・新キャラで唯一セリフがなかった草壁隊の宇野は寡黙キャラなんだろうか
・片桐隊の雪丸は玉狛の強さを結束ちゃんから聞いた時のリアクションから、戦いが好きそうなキャラだなと思った
・閉鎖環境試験の予想がダントツ最下位だった若村隊、これは挽回のフラグか?
・唐沢さんが俺と同じく、諏訪7番隊に隊長経験者が全部隊で唯一3人いるということを注目していて嬉しかったw
そして、準備期間と隊長面接は数コマですっ飛ばし、遠征選抜第1試験の閉鎖環境試験が開始!というところで次回に続く。
隊長面接の方も興味あるけど、今回は主人公の遊真達は臨時隊長ではないから、そこまでやると流石に冗長って判断ですかね。
恐らく、面接の模様の一部は後で回想として描かれるんでしょうけど。
何にせよ、少し展開が進んでよかったです。
第1試験は設定的にバトル描写があるとは考えづらいし、24巻の収録内容が丸々バトルなしになるほどがっつり描かないのではと思うので(メインは第2試験なんじゃないかなぁ)、4~5話くらいでまとめてくるのでは?
ひとまず第1試験は閉鎖環境に置かれた隊員同士の人間関係を楽しむって感じになりそうですかね。
以上、今月号のワートリ更新でしたー。