今まで特別興味のなかった宇井真登華ちゃんを、アニメと本誌最新回で好きになりつつあるシルクです。
ジャンプSQ.2021年6月号に掲載の「ワールドトリガー」最新回の感想更新をしていきます!
先月号が休載だったけど、葦原センセの体調を考えたら1話掲載でも我慢できる!
…そう思ってたら、今回はまさかの大増39ページ掲載!
葦原センセ…嬉しい…GW中に2万回読みました!
実質ほぼ2話分読めてめちゃくちゃ嬉しいけれども、あまり無理はしないで欲しい(´・ω・`)
前回:第206話「遠征選抜試験(4)」感想更新はコチラ。
前回は遠征選抜第1試験の審査官を務めるA級部隊の隊員が、11チームの臨時部隊の成績順を予想していましたね。
今回から遠征選抜試験が開始。今まで見れなかったキャラの組み合わせによる会話が早くも面白すぎる内容でした。
第207話「遠征選抜試験(5)」
試験中は別々のチームになってしまうけれど、全員で遠征に行こうと意気込んでそれぞれの集合場所に向かう玉狛第2の4人。
ここから試験開始までは修のいる諏訪7番隊視点になります。
既に修以外の4人は到着していて、早速カトリーヌから「一番下っぱが一番遅いとか……」と嫌味をチクリw
そこをすかさずフォローしてくれるオッキーと宇井ちゃん。
そして全く手荷物を持って来てる様子のない、ラフすぎる諏訪さん。
ワートリ沼にハマってしまっている人間からすると、もうこれだけで面白いと思えちゃうw
恐らく年齢や入隊時期から修のこと下っぱって言ってるけど、B級ランク戦の順位はこの中で一番高いんだよカトリーn(ここでスコピで刺される)
集合時間になり、ロッカールームで試験用の服への着替えを促される諏訪7番隊。
着替えをして、ちっこい個人コンテナに入るだけの私物をまとめ、個人専用の試験用トリガーを渡されて準備完了。
モブ顔のお兄さんスタッフに案内され、いよいよ閉鎖環境施設の中へ入る諏訪7番隊。
室内は非常灯しか点いていない暗がりでしたが、光る手形マークのパネルに修が触れると照明が点灯。
パネルに手を当てることで、施設内の設備にトリオンが供給されて動くようになるとのこと。
表示されているゲージがゼロになると照明やキッチンなどが動かなくなり、水も補充されなくなるという閉鎖環境施設におけるまさに生命線。
ゲージがなくなってからトリオンのチャージはできない感じですかね?(仮にできたとしても減点の対象になりそう)
どこか1部隊くらい、太一とかがチャージ忘れをやらかして早々にピンチになったりする展開とかあるのかなw
そして大事なルールとして「試験中は毎日午前9時から午後9時までは必ずトリオン体で過ごすこと」(守られない場合は減点)が発表。
それ以外の時間にトリオン体でいることの是非については触れられていないので(あまりそれが必要になる状況が思いつかないけど)、試験の内容によってはトリオン体のままでいる時間を長くするシーンが出てくるのかもしれないですね。
基本的にはトリオン消費を抑えるために、決められた時間だけトリオン体に換装するんでしょうけど。
その後、各隊員のトリオンで動く個人専用のノートPCと、トリオン式ではなく充電池式の通信デバイスの紹介が。
最低1日12時間トリオン体で過ごす・設備用トリオンのチャージ・ノートPCの使用時にもトリオンが必要…となると、トリオンのパラメーターが2である修の1日あたりのトリオン消費がどれだけになるか気になるところですね。
ただ、修と同程度のトリオン量のオペレーターも多いので、少なくとも規定時間をトリオン体で過ごしてPCを操作するくらいなら問題ないと考えていいのかな。
今回ではまだ描写はなかったですが、設備用トリオンのチャージ役は決まった隊員になるのか、メンバー全員で持ち回りにするのかは部隊によって変わってきそうですね。
メンバーごとにデザインの違う試験用の服、諏訪さんのはパッと見はまともな感じだけどよく見たら「お腹が減ったよ 牛丼食べたいよう」になってて草。
修の公衆電話から腕が突き出ているホラーなデザインなど、かなり奇抜なものもあるけど何か意味があるんでしょうかね。
わざわざ試験中にも交換する機会があると言及されてるのも気になるんだよなぁ。
柄に関してはキャラのイメージというよりは、単に遊び心って感じですかね。
今回、運営補助に回っている橘高さんがデザインした可能性が高いか?
運営からの説明は案外あっさりめで終了し、最後に隊長が臨時部隊のコンセプトを隊員に説明して本格的に閉鎖環境試験がスタートすることに。
まずは遊真のいる歌川1番隊。
うってぃーのコンセプトは「機動力があって長期戦にも対応できる部隊」で、結構狙い通りの部隊になったと思っていると説明。
BBF掲載の機動力のパラメーターは歌川8、遊真10、虎太郎8なので確かに部隊の機動力は相当高いですね。
あとはパラメーター未解禁の漆間ですけど、ワンマンアーミーの銃手でB級中位を維持しているので機動力にも期待できそう!
男性が苦手で早速ヤバそうな様子の小夜子を見て、こっそり内部通話で遊真と虎太郎に「年下なら話しやすかもしれないから、緊張させすぎないようにフォローしてくれ」と指示して男前さを発揮するうってぃー。
これはモテますわ。。。
歌川1番隊はやはり小夜子と、今回一言もセリフを発さなかった漆間がカギでしょうな。
閉鎖環境試験の間に小夜子が普段通りにオペできるような信頼関係が築けたら、長時間戦闘試験もかなり有利になりそうな隊。
王子2番隊のコンセプトは「走れて」「剣が使えて」「組み合わせ的に面白そうなメンバー」で、トリオン消費も抑えやすい編成だから長時間戦闘試験にも向いているとのこと。
「面白い」が基準に来るあたり、王子っぽいw
そしてうってぃーと違って、皆の前でオープンに「辻ちゃんは女子が苦手だから気を遣ってあげてね」と声掛けする王子w
ヒカリちゃんと帯島ちゃんに挨拶されて恥ずかしがる辻ちゃんあざとかわいい…///
こういうのが「面白そう」で辻ちゃんと帯島ちゃんを取ったんだろうかw
そして辻ちゃんばかり注目されて寂しかったのか、イコさんの「……俺は?」で吹いたwww
相変わらずここぞという所でインパクトを残すイコさんずりぃぜ…。
柿崎3番隊では、自分が嫌っていると知ってて犬飼を取ったザキさんにカゲが文句を言ってて若干不穏な空気。
そんなカゲにザキさんは「犬飼か蔵内かで迷ったけど、戦闘試験にA級も参加することを予想してA級経験者を揃えときたかった」と説明。
そしてしれっとA級時代の二宮隊の順位が4位だったことが初出。
影浦隊が6位だったので、二宮隊は3位くらいかなと思ってたけど4位かー。
それにしても「コイツとソリが合わねえ」とカゲに面と向かって言われてるのに、「あれ?そうだっけ?」としれっとしている犬飼先輩は大物…。
多分、そういうとこがカゲに嫌われてるんだと思うぞ…w
北添4番隊では………菊地原の顔が死んでる!w
ゾエさんは「クジの流れで選んだからコンセプトというほどのものはないけど、華さんとトノが決まった時に16歳組で揃えたほうが気を遣わなくていいと思った」そうです。
ゾエさん自体はいい人だけど、隊長として菊地原に気を配ってやれるのかが心配なところかな。
菊地原は普段B級隊員には絡まないみたいだし…。
来馬5番隊では「鈴鳴とは勝手が違うと思ったから、引き締め役として弓場くんに入ってもらった」「みんな体力があってポジティブだから長丁場でもぐったりすることはないと思う」と来馬先輩が挨拶。
弓場ちゃんの若頭感が面白すぎるwww
アメ(来馬)とムチ(弓場)みたいな感じでうまく回せていけるかな?
個人的にポカリにはポジティブって印象がなかったので、そこだけ意外だった。
雰囲気も良さそうだし、ここは閉鎖環境試験でモメるところは想像しにくい。
古寺6番隊では「戦闘試験をにらんで機動力の高いメンバーを選んだ」「トリオン量は少なめだけど、自分以外は全員攻撃手として運用できるから、銃手や射手より消耗を抑えられるはず」「協調性の高さはトップクラスだと思うので閉鎖環境試験も問題ないと思っている」と古寺がコンセプトをしっかり説明。
前回の早紀ちゃんの予想通り、王子と古寺の部隊は機動力を意識して隊員を選んだようですねー。
我が強そうなのは木虎だけど、新キャラの六田ちゃんもおとなしそうな人だし、このメンツなら対人関係においても大丈夫そうか?
二宮8番隊ではニノさんが「1・2巡目はクジ運が良かったから東さんと雨取を採った」「絵馬が入れば荒船隊と同じ狙撃手3枚だから加賀美がやりやすいだろうと思った」と説明。
「クジ運良かったから選んだ」はコンセプトの説明になってない気がするのは置いといてw
採った理由を説明する時に、ニノさんに対して余計なことを言うなとユズルが焦っていたけど、流石にニノさんも本人の前で「絵馬が雨取を好きだから」とかは言わないと思うんだがw
ユズル的には「二宮さんなら言いかねない」とか思っていたんだろうか…ただ、ユズルのリアクションを受けたニノさんも若干言葉を選んだ感があったので、もっと天然寄りの発言をするところだった可能性は確かにあるな…w
水上9番隊。ここは秀才だかりだから大丈夫だろうという予想に反して、今回一番印象が変わった隊でした。
「オペが今ちゃんやったから頭いいやつ集めたらめっちゃ楽できるんちゃうか?と思って選んだ」「閉鎖環境試験だけで他所にがっつり差ぁつけて給料ボーナス月15万狙ってるんで」と関西人らしく、あけすけにコンセプトを語るみずかみんぐ。
戦闘員の荒船とカシオは普通に受け入れたようでしたが、この中では生真面目そうなキャラの照屋ちゃんだけが「戦闘試験は自信がないってことですか?」と疑問を投げかけ。
「部屋と食料をチェックしといて」という指示を出されたシーンでも、照屋ちゃんは最後までみずかみんぐの方をガン見していて納得いってないように見える佇まいでした。
照屋ちゃんはやるなら何事も全力で取り組もうという考えのキャラだったりするんかな。
隊長のみずかみんぐとの戦闘試験に対しての意気込みの差が気になっているんでしょうかねー。
元々の隊長で実直・熱血キャラのザキさんとを比較したりしていそう。
村上10番隊はうむうむ言ってるひゃみさんがかわいい(ぉぃ)
隊長の鋼は「単純にくじを引いた時点で一番いいと思った駒を採った」「氷見がオペだしどの組み合わせでも行けると思った」とのこと。
前回も小南先輩がひゃみさんを評価するようなことを言っていたけど、オペの中でも優秀な方なんでしょうね。
閉鎖環境試験において人間関係の不和が一切起きなさそうなメンツではあるけど、日数が経過してくると空気が変わってきたりするのかなー。
若村11番隊では隊長初体験のジャクソンが緊張しながら、「その時その時で一番良さそうに思えたやつを採った」と、鋼と同様の採用理由を話していました。
「オレん時は他に選択肢なかったですもんね」と第1プールで最後まで残っていたことを気にしている様子の半崎に、「クジは最悪だったけど半崎が来た時『悪くない』って思った」と素直に答えるジャクソン。
半崎にとっては少し救われるような言葉だったのかな。
この時点で1人だけ「了解」と返事していないヒュースは、臨時隊長のジャクソンのことを値踏みしている段階なんでしょうか。
そして場面は諏訪7番隊に戻る。
諏訪さんの隊のコンセプトは「クジ番と勘だな」「別に悪くねー部隊なんじゃねーか?」という、いかにも諏訪さんらしい大雑把な説明だwww
「勘でアタシを採らないでよ!」と突っかかるカトリーヌに、「考えすぎても意味ねーんだよ」「どうせクジの番号は操作されてたし」と驚きの発言をする諏訪さん。
諏訪さんはクジがわざわざトリオンで特注されていたことを明かし、「引いたヤツのトリオン体に反応して決まった数字が出るように沢村さんが指定してたんだろ」と、隊員ドラフト会議に仕組まれた上層部の何らかの細工を考えていました。
(ここで「沢村」のルビが「さーむら」になってるとこが、細かい部分で諏訪さんのキャラを表してて好きだw)
「何チームかは事前のアンケで『嫌いな隊員』に選んだやつが同じとこに入ってんだろ」という諏訪さんの発言に、カトリーヌを選択していた修がギクリ。
カトリーヌが「あんたまさか……」と疑惑の目を向けるも、修は目を合わせず誤魔化そうとしてるの笑うw
これはカトリーヌも一緒に遠征に行きたくない隊員に修を挙げてて、それで気付いた感じでしょうか。
諏訪さんが言うようにクジが操作されていたとして、それだけだと臨時隊長がどの隊員を選ぶかまでは完全にコントロールはできないはずですが、迅の予知も介入してるんですかね。
どこまで上層部の思った通りのチーム分けになったのか気になるところ。
そして場面は若村11番隊に移り、選抜試験運営からの指示は一旦隊長のノートPCに来て、共有フォルダに入れた分だけが他の隊員のノートからもアクセスできるようになるという説明が。
規定を5人全員で読み始める若村11番隊でしたが、近界民のヒュースは日本語が読めず。
前日に修から挨拶がてらヒュースが「外国育ち」ということを聞いていたジャクソンが、マリオちゃんに一緒に読んでやってくれとナイス指示。
ここで初期から地味に気になっていた、どうして近界民と言葉が通じているの?という疑問がヒュースによってサラッと明かされました。
音声にトリオンを乗せて情報をやり取りしているため、話し手か聞き手のどちらかがトリオン体ならトリオンを介して言葉が通じるとのこと。
はえー、トリオンって万能な設定やなw
まぁ、それはいいとしてジャクソンが気づかなかったらヒュースは文字が読めなくて他の隊員に助けを求めていたのだろうか…。
前回、小南先輩が言ってた甘えんボーイな部分が早速出た感じだなw
そして今回、モニタリングしているA級隊員も驚かせたのが、運営から来た規定の文章を改変して隊員に配布するというみずかみんぐの行動。
生駒隊の曲者参謀っぷりが出てきましたねー。
マキリッサ評の通り、必要な状況になるまで部下に与える情報を制限して動かしやすくするのが目的なんでしょうか。
この行動が他の隊員に、特に照屋ちゃんにどのような影響を与えるか楽しみだなぁ。
最後に「チームワークが試されるのはスコアに差がつき始めてから」という迅のセリフで大増ページだった今月号が終了。
いやー、めっちゃ見応えあった!
以上、今月号のワートリ更新でしたー。