たとえカトリーヌの評価がクソゲーだったとしても、戦闘シミュ演習を再現したゲームがあったら買ってみたい。
どうもシルクです、こんばんわ。
ジャンプSQ.2021年12月号に掲載の「ワールドトリガー」最新回の感想更新をしていきます!
前回:第212話「遠征選抜試験(10)」・第213話「遠征選抜試験(11)」感想更新はコチラ。
前回は閉鎖環境試験1日目の夕食から就寝までの様子が描かれてましたね。
就寝前に諏訪さんが修をフォローしてあげてたのカッコよかったな…。
今回は諏訪7番隊が戦闘シミュ演習のルールを確認するところから始まりました。
第214話「遠征選抜試験(12)」
「演習で使うユニットの性能が各隊の隊員の戦力評価に合わされている」ということを知り、「それじゃどう考えてもうちが……」と暗に修が足手まといだというような言葉を言いかけるも、飲み込むカトリーヌ。
彼女なりに気を遣ってるのか、試験初日を一緒の部隊で過ごして少しは彼女の中で修の評価が上がってるのか…?
良い兆候のように見えますね。
以下、日程や得点のルールを箇条書き。
・戦闘シミュレーション演習は試験2~4日目の3日間に行われる
・そのあと特殊戦闘シミュレーション演習が試験5~6日目の2日間に行われる
※特殊戦闘シミュがどう違うかは現時点では不明
・1部隊vs1部隊でネット上のシミュレーションで対戦
・全部隊総当たり戦で1日合計10試合を行う
・演習に勝つまたは引き分けた場合に入る得点は日によって差がある
得点配分が少ない初日は負けても傷が浅くて済むという考えの諏訪さんは、勝ち点が多くなる明日以降のために活かせるネタを見つけるのが最重要だとメンバーに声がけ。
3日目なんか勝てば200点入るんですからねー。
得点が部隊の1人1人に入るのであれば、暫定順位が下位の部隊でも十分に巻き返しが可能ですな!
対戦ソフトをインストールし、ユニットの性能を見ていく諏訪7番隊。
ここでオッキーのトリオン量が8だと初めて判明。
メインのトリガーセットにグラスホッパーを入れていて、銃トリガーの出し入れが頻繁に行われるであろうことから狙撃手の中でもトリオン高めだという予想がありましたが、その通りでしたね。
カトリーヌと修のユニットのパラメータを見た感じ、BBFでの機動力の数値がユニットの「回避」のステータスに割り当てられているっぽいですね。
そして修の「技術」の項目がBBFの5から6に上がってる!
ランク戦を通じて成長しているところが数値で表現されてて嬉しいよ(感涙)。
そして肝心のゲームのルールですが…
・MAP上で敵味方がユニットを動かす形でゲームが進行する
・お互い150秒以内に全てのユニットの動きを設定する
・動きの設定に従って、その後の15秒間で全てのユニットが同時に行動する
・「動きの設定」と「ユニットの行動」を1ターンとして、1試合は6ターンで終了
※1試合あたりの試合時間は16分半
・試合終了時に生き残ったユニット数の差が2体以上なら、ユニット数が多い部隊の勝利
・ユニット数の差が2体未満なら引き分け
・各ユニットはそれぞれ設定されている「行動力」を1マス移動するごとに1消費する
・攻撃や防御などもトリガーごとに決められた行動力を消費する
・全ユニットが行動力を使い切るとターン終了
想像していたより作り込まれててビビった!w
葦原センセすげーよ…本気でゲーム化を考えてるのかと思うレベルだよ…w
それに加えて、視界や射程範囲などの要素もあると。
射程範囲やトリガーの切り替えは一歩ごとに操作できるようなので、かなり複雑だな…。
練習試合では素直に「追跡移動」設定で修を狙いに来たカトリーヌに、オッキーの釣り狙撃が炸裂。
ユニットがゆるい表情で撃たれるのじわるなw
撃ったのはオッキーなのに、修にキレるカトリーヌが今日も平常運転です…。
カトリーヌの射程に入りそうになった途端、修が後退したのはそういう移動設定だったのかな?
移動にはいくつか種類があるとのことなので、敵が近づいたら自動で逃げるみたいな設定があるのかも。
「いけそうか?三雲」と諏訪さんに振られた修は「思ってたよりいろんなことができそうです」と、悲観的ではない様子。
ユニット性能の差はあるものの、これなら知恵と工夫を活かせる修向きの試験ですね。
ここで第214話は終了。
そもそも自分ではない別のユニットを使ってもいいわけだし、こういうボードゲームが強い人に強い駒を使わせる方が良さそうですよね。
修にカトリーヌのユニットを操作させて、逆に駒の性能が弱い修のユニットをカトリーヌに捨て気味に操作させるとか。
第215話「遠征選抜試験(13)」
他の部隊が戦闘シミュ演習のルールを覚えようとしている描写もされていました。
歌川1番隊では日本語の文章がまだ苦手な遊真に呆れ顔の様子の漆間が。
しかし、遊真は「こういうの得意だと思う」と修と同様に少し自信を覗かせてました。
小夜子が全く描かれてなかったけど、角度の関係かな…。
男ばかりに囲まれているプレッシャーでダウンしたわけじゃないと思いたいw
二宮8番隊ではヘルプユニットを誰にしようかというところで、ニノさんが「太刀川はだめだ。俺の部隊に太刀川はいらない」と単純な好き嫌い、私情丸出しっぽい感じで太刀川ユニットを却下www
せめて隊長ならなんでダメなのか理由を言ってくれwww
ニノさんさぁ…。
やっぱり感情で動くタイプの人なんだなぁ…w
それを採点していた太刀川も「はい、二宮くん減点~」と、こちらも私情っぽい採点を嬉しそうにしてて笑う(ノ∀`)
隣の出水のセリフは「そういうことするから、二宮さんに嫌われるんですよ」って意味なのかなw
東さんも「しょうがないなぁ、二宮は…^^」って感じの笑顔だし、この3コマのボーダートップクラスの実力者たち可愛すぎん?w
若村11番隊では文章が読めないヒュースの補助をしているマリオちゃんの負担が軽くなる可能性のある、ヘッドセットの読み上げ機能が見つかっていました。
そこで隊長のジャクソンが「マイクも付いてるし、音声入力機能もあるのでは?」と気付き、みんなでヘッドセットの仕様を調べることに。
こうやって協力し合う姿勢がいいですねー。
実戦とは違う戦闘シミュ演習のルールにイライラして「クソゲー」と連呼するカトリーヌ。
「クソゲー」のセリフが見切れてるコマがあって面白かったw
自分の好きなタイミングで自由に動かせるモンハンみたいなゲームだったら得意そうだけど、「待ち時間」の概念があって動きに乏しいこの試験は性格的に合わないようで。
銃手用トリガーの説明が映ってるけど、威力・命中率・警戒範囲などの設定もあるのか…。
しかも、備考に書かれてる効果の部分を読んでると「味方にもダメージが入る」「障害物の高さ」「周囲3マスなどダメージを受ける範囲」の記述もあったりして、めちゃくちゃ考えられてる…。
ホントこれで1本ゲーム作れそうw
戦闘シミュ演習まで1時間のタイミングで届いた対戦順によると、諏訪7番隊の1試合目は暫定1位の水上9番隊。
そんな水上9番隊では既に「このペースだと明日のお昼には共通課題終わりそう」と、かなり余裕の雰囲気。
さすがインテリ部隊。
そんな中、「今からちょっと集中するから、なるべく話しかけんといてや」と隊員に声掛けするみずかみんぐ。
そういえば初日にみずかみんぐは試験の規定を書き換えて、他の隊員には戦闘シミュ演習の情報を隠してたんですよね。
どのタイミングで隊員に戦闘シミュ演習のことを伝えたんだろうかと思っていたら………。
諏訪7番隊vs
水上敏志…だと…?
ここで読者の度肝を抜く、まさかの演習ソロ攻略に挑むみずかみんぐ。
おいおい、誰にも演習のこと言わずにやっちゃうの頭イカれてんだろwww(褒め言葉)
Twitterでは「水上敏志」がトレンド入りしたくらい、みんな水上敏志にドン引きだったようですねw
プロ棋士を目指していたとはいえ、1人で全ユニットの動きを設定して把握・制御できるんかな…。
みずかみんぐ1人で操作した方が強いのかもしれないけど、黙って勝手に試験を進めてるのは納得しない隊員がいそう(特に照屋ちゃん)。
戦闘シミュ演習に丸々参加しないとなったら、他の隊員がポイント稼ぐチャンスが減っちゃうよねぇ。
審査する側の評価もめっちゃ分かれそうだなぁ。
彼の独断についてはどういう意図があるのか、めっちゃ色々な妄想が捗ってしまいますな。
・「みんなと比べると課題進んでない」とか言いつつ、実は誰よりも進んでそうw
・他の隊員にバレても隊長のみの課題だと言い逃れができる?
→隊員が他の部隊の人間と通話して演習の存在に気付く可能性があるのでは?
→月15万のボーナス目当てだから隊員にどう思われても構わないよと思ってるのか?
・初日は1人でやってみて感覚を掴み、2日目以降に隊員に教えるのか?
→それはそれで他の隊員は1日分の経験値が得られないので問題では?
→そもそも最後まで1人でやるつもりかもしれない…。
ラストのコマでこんなに戦慄したの久しぶりだわぁ…w
ヤバいことやってるのに、モノローグとはいえちゃんと礼儀正しく、たいよろの挨拶しててヤバい(語彙)
諏訪7番隊は全員ヘッドセット着けてるけど、みずかみんぐはヘッドセットしてないんだよな。
他の隊員に不審がられないためにってのもあるとは思いますが…。
ヘッドセットすることで試合中にどういう情報を得られるのか分からんけど、そこまで重要ではないのか…?
次回、みずかみんぐが猛威を振るいそうな予感があって楽しみすぎるw
以上、今月号のワートリ更新でしたー。